バイメタル式温度計
製品概要
バイメタル式温度計はその構造が簡単で耐久性に優れているため、ガラス管温度計を使用している場合はもちろんのこと、現場用として示度を正確に直読する場合に適しています。
原理と構造
バイメタルとは膨張係数の異なる2種類の金属を一体に接合して板又は条に圧廷したものです。図(1)は最初の状態で、バイメタルの周囲温度が上昇しますと高膨張側の金属が膨張し、長さが延びますが、低膨張側はほとんど膨張しないので図(2)の状態に上方にそりかえります。温度が元に戻れば、バイメタルの変化は再び元に戻ります。
実際にはこの原理を応用して、図(3)のように「つる巻き状」にしたものを使用します。
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